JPASN 舞台芸術サポータークラブ

次の才能は、小さな劇団から生まれる。

月額1,000円から、あなたも小劇団の「里親」に。
公演実施にともなう様々なリスクから若い作り手を守る、
舞台芸術サポータークラブ。

02 SUPPORT

ご支援のお願い

日本の小劇場演劇は、まだ名前のない才能が最初の一歩を踏み出す場所です。

野田秀樹、宮藤官九郎──いまや日本を代表するクリエイターたちも、かつては小さな劇場での公演から出発しました。その舞台を支えてきたのは、新しい表現に心を動かされた観客の存在にほかなりません。

しかし今、小劇団の多くが、公演実施にともなう様々なリスクの前に、新作への挑戦をためらっています。公演が中止になれば、劇場費も稽古場代も戻りません。一度のつまずきが活動停止につながりかねない現実を前に、若い創り手たちが踏み出せずにいるのです。

JPASN(日本舞台芸術ネットワーク)は、この状況を変えるために「舞台芸術サポータークラブ」を立ち上げます。月額1,000円の継続支援を原資に、公演予算の一部補助、ハラスメント対策研修へのご招待、制作・運営の伴走支援など、若手劇団を多面的に支える仕組みです。皆さまの日々のご支援が、次の才能への「安全ネット」になります。

03 MESSAGE

メッセージ

かつて「役者とは親の死に目にも会えない仕事」と言われていました。どんな事情があっても、何があっても舞台に立つ。それが当たり前であり、美徳でもあったのです。

しかし、いま、熱のある役者に「舞台に立て」と言うことは、ハラスメントと受け取られかねません。感染症が広がる現場で、「気合」や「根性」で押し切ることは、もはや許されません。そして、感染症にかかっている場合は、観客への危険もあります。守るべきは、作品だけでなく、人の身体と生活です。

その一方で、公演は依然として、誰の責任とも言えない理由で、突然中止になります。新型コロナ・インフルエンザ・交通機関の計画運休など。準備を尽くしても、借りた劇場の費用、稽古場代、公演のための人件費は戻らず、その負担は若い制作者や劇団に重くのしかかります。「リスクを避けるなら、今は公演をしない方がいい」。正しい判断は、そうなります。それでも日本の演劇は、ギリギリの覚悟で公演を選び取ってきた若手の挑戦によって支えられてきました。

私たち、日本舞台芸術ネットワークの制度検討プロジェクトチームのメンバーは、若手劇団のその挑戦を孤立させないために、公演が中止になったときに戻らない経費(劇場費・稽古場代・人件費)を補う支援金を軸に、研修や制作面のサポートを束ねた仕組みを、つくりあげました。月1,000円から始まるサポートが、若手劇団に「やってもいい」「挑戦していい」という支えになります。

無理を強いるのではなく、支え合うことで舞台を続ける時代へ。今、あなたの参加が若手演劇に未来を与え日本演劇の未来へと繋ぎます。

JPASN顧問 高萩宏(世田谷パブリックシアター)
04 BACKGROUND

小劇場演劇が育てたもの

1980年代、日本の小劇場演劇からは多彩な創作が次々と生まれました。演劇にとどまらず、音楽、映像、デザインなど幅広い領域に影響を与え、現在の多様な文化シーンの土台を形づくっています。

小劇場演劇は単なる「小さな舞台」ではありません。俳優や演出家、脚本家が経験を積み、やがて大きな舞台へと羽ばたいていく──その循環を生み出す、日本の創作文化にとって不可欠なエコシステムです。

この環境があるからこそ、観客である私たちは常に新しい表現と出会い続けることができるのです。

05 ISSUES

いま、小劇場演劇に起きていること

演劇の公演には、人材の確保、稽古場の手配、劇場費の支払いなど、上演のたびに大きな初期費用がかかります。興行収入が入るのは公演が始まってから。つまり、始める段階でのリスクが非常に大きいのが演劇という表現形態の特徴です。

若い才能が踏み出せない

経済的不安から新作への挑戦をためらう団体が増え、創作の循環が滞りつつある。

制度・体制づくりまで手が回らない

ハラスメント対策や契約・リスク管理まで手が回らず、少人数の制作チームが全てを抱え込んでいる。

始めるリスクが大きい

上演ごとに人材・稽古場・劇場費が必要。収入は公演後にしか得られない構造。

一度の中止が致命傷に

小劇団は資金的な余力が小さく、中止=赤字=個人債務のリスクに直結。

こうした現実の前に、本来なら新しい作品に挑戦すべき若い団体ほど、新作への一歩をためらう傾向が強まっています。このままでは、次の世代の創作が育つ環境そのものが失われてしまう。

私たちJPASNは、そうした危機感からこのプロジェクトを始めます。

06 HOW IT WORKS

仕組み ─ あなたの支援が届くまで

舞台芸術サポータークラブは、月額制の継続支援を原資として、公演実施にともなう様々なリスクに向き合う若手劇団に、公演支援金と研修・伴走のサポートを届ける仕組みです。支援金の使いみちは、劇団自身が決めます。

支援メニュー

公演支援金

劇場費・稽古場代・公演中止時の人件費を対象に、公演予算の一部を補助します。

ハラスメント対策・リスペクト研修

JPASNが実施する研修に無料でご招待します。ご希望に応じて講師派遣も行います。

制作・運営の伴走支援

予算づくり、契約、劇場とのやりとりなど、制作実務のご相談に応じます。

劇場・関係団体へのご紹介

次の一歩につながるつながりをお繋ぎします。

公演中止保険のご案内

劇団が直接ご契約いただける公演中止保険をご案内します(保険料をJPASNが負担するものではありません)。

健全な運営のために

前年度に集まった寄付の総額をもとに、当年の支援規模を決定します。この仕組みにより、事業が赤字を生まない持続可能な運営を実現します。

これから ── 小劇場から、その先へ

舞台芸術サポータークラブは、まず小劇場・若手劇団への支援から始めます。サポーターの輪が広がれば、中規模・大規模の公演も含めて、舞台芸術全体を支える仕組みへと育てていきます。

07 PLAN

サポーターになると

月額1,000円の「マンスリーサポーター」を基本コースとし、法人・団体向けの「法人サポーター」(月額5,000円〜)もご用意しています。いずれのご支援にも感謝を込めて、活動報告や観劇の機会をお届けします。

個人

マンスリーサポーター

月額
1,000

小劇団の「里親」として、毎月の支援で若い作り手の挑戦を支えてください。

特典
サンクスメール送信
サポータークラブ発行のメールマガジンの無料購読
採択団体が行うゲネプロ(最終通し稽古)の鑑賞等
年度ごとの活動実績報告書の送付
JPASNイベントへの優待・オンライン視聴機会
JPASN公式WEB、パンフレット等へのお名前の掲示
マンスリーサポーターに申し込む
法人

法人サポーター

月額
5,000
円〜

企業・団体として舞台芸術を応援。CSR活動や文化支援の一環として、また次世代の作り手と早くから出会う機会として、継続的にご支援いただけます。

特典
マンスリーサポーターの全特典
公式サイト・パンフレットへの企業名・ロゴの掲載
公演プログラムへの協賛クレジット掲載
法人サポーターに申し込む
08 FUNDING

資金の使いみち

いただいたご支援は、採択された若手劇団への支援金と、研修・伴走支援の提供にあてられます。内訳は次のとおりです。

85%
支援金へ
支援金(公演予算の一部補助・研修等)

85%

運営費(事務局・広報等)

10%

プラットフォーム利用料

5%

09 SCHEDULE

公募・採択スケジュール

2026年8月(予定)
サポーター応募受付開始
※年間を通じて、保険料の原資となる基金を集めます。
2027年1月
補助希望団体向け説明会
2027年2月
補助対象公演「申請エントリー開始」(当初はJPASN正会員が申請可)
2027年3月
補助対象公演の採択
2027年5月
補助対象公演(7月以降の公演)の公開

※初年度はJPASN正会員団体のみ応募対象です。
※初年度以降は毎年10〜11月(翌年度4〜9月初日の公演)と3〜4月(翌年度10〜3月初日の公演)の年2サイクルで公募・サポートする運用を行います。

10 SUPPORTERS

サポーター一覧

ご支援いただいている皆さまのお名前を掲載しています。(ニックネームでの掲載も可能です)

11 FAQ

よくあるご質問

月額1,000円はどのように使われますか?

お預かりした支援金の85%を、採択された若手劇団への支援金(公演予算の一部補助)と、研修・伴走支援の提供にあてます。残り15%は運営費(10%)とプラットフォーム利用料(5%)に充当します。

途中で解約できますか?

はい、マンスリーサポーターはいつでも解約可能です。解約後も、それまでのご支援は補助原資として活用されます。

どんな劇団が支援の対象になりますか?

公募により選考します。初年度はJPASN正会員団体を対象とし、旗揚げ公演や初挑戦の企画など、特に中止リスクの影響が大きいケースを優先的に支援します。

支援を受けた劇団の公演は観られますか?

マンスリーサポーターの方には、補助対象公演のゲネプロ観劇や本公演へのご招待を特典としてご用意しています。

寄付金控除の対象になりますか?

JPASNは一般社団法人のため、現時点では税制上の寄付金控除の対象にはなりません。ご了承ください。

法人・団体でもサポーターになれますか?

はい。月額5,000円からの「法人サポーター」プランをご用意しています。公式サイトやパンフレットへの企業名掲載など、法人向けの特典もございます。

舞台芸術の未来を、
一緒に支えませんか。

月額1,000円のご支援が、次の才能を育てる「安全ネット」になります。